2007-01-01から1年間の記事一覧

2007年を振り返って

今日は、2007年をふり返って1年間のまとめを書かせていただきます。 数字でふり返る2007年のブックレビュー ○ メルマガ発行数 90(第171号〜第260号まで) ○ メルマガ読者数 819名 ⇒ 1,224名(405名増) ○ ブログに書いたブックレビュー数 110 ○ アマゾ…

サンデーヒルズカンファレンスで講演します

斎藤潔さん(9月16日の「読書ノート」で取りあげた『オレは聞いてない!』の著者)が月に1回のペースで配信している「コーチングでポジティブライフ(CPL)」というポッドキャスティング番組に出演したことを、以前書きました(10月19日のブログ)。 この番組…

幸せさがし

著者:鎌田 實 出版社:朝日新聞社 2007年9月刊 \1,260(税込) 228P 購入する際は、こちらから 私の大好きな鎌田先生の本をまた読みました。 本書は『週刊朝日』に2005年5月〜2006年12月まで連載した「がんばらないけどあきらめない」というエッセイの一部を…

自民党で選挙と議員をやりました

著者:山内和彦 出版社:角川SSC新書 2007年12月刊 \756(税込) 174P 購入する際は、こちらから 家族で北海道旅行にいったとき、「網走監獄にいってきました」というお菓子をみかけました。ストレートに「おみやげです!」と主張しているネーミングに笑っ…

ナポレオンに学ぶ成功のための20の仕事力

著者:藤本 ひとみ 出版社:日経BP社 2007年10月刊 \1,680(税込) 220P 購入する際は、こちらから 藤本さんの本を取り上げるのは、2回目です。 前回は、昨年4月17日の読書ノートで『シャネル』を紹介しました。 あまり藤本さんの作家歴を知らなかったので…

ワインバーグの文章読本

副題:自然石構築法 著者:ジェラルド・M・ワインバーグ/著 伊豆原弓/訳 出版社:翔泳社 2007年11月刊 \2,310(税込) 249P 購入する際は、こちらから 久しぶりに文章読本を取りあげます。 今回の著者は、小説家でもなければ、日本人でもありません。コンピ…

東京おさぼりマップ

副題:リフレッシュスポット230件徹底ガイド 20分間のリフレッシュ! 著者:東日本仕事と憩い研究会/編 出版社:山海堂 2006年12月刊 \1,050(税込) 215P 購入する際は、こちらから いいよ、いいよ。仕事なんか後回しにして、サボッちまえよ。 そんな声…

齋藤孝のざっくり!日本史

副題:「すごいよ!ポイント」で本当の面白さが見えてくる 著者:齋藤孝 出版社:祥伝社 2007年12月刊 \1,575(税込) 300P 購入する際は、こちらから 齋藤孝氏は『声に出して読みたい日本語』で売れっ子になり、その後、量産を続けている作家です。 私も『原…

伝ちゃんがまた本を出しました!

“伝ちゃん”こと佐藤伝さんが、またまた本を出しました。 私の出版記念セミナーのゲスト講演で、たしかに「今、同時に8冊書いてます」と発表してましたが、本当だったんですねー。いや〜、すごいペースですねえ。 こんどの本の題名は、『1日5分頭がよくな…

忘れられた日本人

著者:宮本常一 出版社:岩波文庫 1984年5月刊 \735(税込) 334P 購入する際は、こちらから 単行本は、こちらから 読書ノート8月25日号で取りあげた『だれが「本」を殺すのか』を書いた佐野眞一氏が土曜朝5時から放送している「週間フジテレビ批評」に先日、…

出版記念セミナーの録音CDを販売します

8月29日に開催した、『泣いて笑ってホットして…』の出版記念セミナー・パーティの内容を音声CDにして、販売することにしました。 講演録音CD「きっとできる。あなたも本を出してみよう!」 『泣いて笑ってホッとして…』出版記念セミナー 「きっとできる…

犬がいたから

著者:石黒謙吾 出版社:集英社 2007年11月刊 \1,260(税込) 165P 購入する際は、こちらから 『盲導犬クイールの一生』作者として知られる石黒謙吾さんが書いた、初の短編小説集です。(『盲導犬クイールの一生』の内容は昨年2月27日のブログを参照ください)…

2日で人生が変わる「箱」の法則

副題:すべての人間関係がうまくいく「平和な心」のつくり方 著者:アービンジャー・インスティチュート/著 門田美鈴/訳 出版社:祥伝社 2007年9月刊 \1,680(税込) 300P 購入する際は、こちらから 人間関係が泥沼化し、にっちもさっちも行かなくなることが…

ハゲタカ 下

著者:真山 仁 出版社:ダイヤモンド社 2004年12月刊 \1,680(税込) 317P 購入する際は、こちらから 文庫はこちら 『ハゲタカ 上』を取り上げて4ヶ月近く経ってから下巻を取り上げることになりました。どうせ紹介するなら、上・下巻いっぺんにすべきなのです…

ボッシュの子

副題:ナチス・ドイツ兵とフランス人との間に生まれて 著者:ジョジアーヌ・クリュゲール/著 小沢君江/訳 出版社:祥伝社 2007年6月刊 \1,365(税込) 192P 購入する際は、こちらから 1981年に公開された映画『愛と哀しみのボレロ』は、第二次世界大戦に翻弄…

亭主力

副題:夫婦円満、家庭円満の新!方程式 著者:天野 周一 出版社:角川SSC新書 2007年11月刊 \756(税込) 173P 購入する際は、こちらから 「いやあー、私は恐妻家でして、わっはっは」というふうに、中年のオジサマは、よく奥さんの尻にしかれている風を装…

こんたん ザ・エンターテインメント小説

著者:杉沢 和哉 出版社:ナナ・コーポレート・コミュニケーション 2007年11月刊 \1,050(税込) 304P 購入する際は、こちらから こんな型破りな本、見たことありません。 型破り、その1 ―― 本の長さが変わってる。 横103ミリ、縦210ミリと、えらく縦長です。…

『7日間で人生が変わる魔法の習慣』キャンペーンのお知らせ

今日は、僕の50回目の誕生日。 40代におさらばして、いよいよ50代に突入した。 喜んでいいのやら、それとも、たそがれてみたほうがいいのやら。 今日いちにち、どう過ごそうかと考えながらメールチェックしたところ、佐藤伝さんから元気なメッセージが…

男はつらいらしい

著者:奥田 祥子 出版社:新潮新書 2007年8月刊 \714(税込) 205P 購入する際は、こちらから 帯に大ぎな文字で「あちこち男のグチだらけ」とあり、その横に酔った中年サラリーマンがベソをかいている山科けいすけのイラストが載っています。 ええ〜い、うっと…

夕張 あの頃の炭都

著者:安藤文雄ほか 出版社:河出書房新社 2007年8月刊 \2,520(税込) 159P 購入する際は、こちらから 明治のなかばに石炭鉱が発見されて急速に栄えた夕張は、かつて「炭都」と呼ばれていた。黒ダイヤに引き寄せられ、最盛期には12万の人々が暮らしていたこ…

微力の力

副題:おバカな21世紀、精神のサバイバル 著者:橘川幸夫 村松恒平 出版社:エンターブレイン 2007年10月刊 \1,260(税込) 221P 購入する際は、こちらから 何度も読み返さないと先へ進めない本を久しぶりに読みました。 70年代のサブカルチャーの担い手で…

マイクロソフトでは出会えなかった天職

副題:僕はこうして社会起業家になった 著者:ジョン・ウッド著 矢羽野薫訳 出版社:ランダムハウス講談社 2007年9月刊 \1,680(税込) 287P 購入する際は、こちらから 少年時代のジョンは、アメリカの片田舎で暮らす子どもの一人でした。 決して裕福な家庭で…

うさぎが鬼に会いにいく

著者:中村うさぎ 出版社:アスキー 2007年10月刊 \1,365(税込) 184P 購入する際は、こちらから 中村うさぎの雑誌インタビュー連載をまとめた本である。 ただし、インタビューが基になっていても対談形式では書いておらず、対談で感じたことを書いたエッセイ…

つっこみ力

著者:パオロ・マッツァリーノ 出版社:ちくま新書 2007年2月刊 \735(税込) 222P 購入する際は、こちらから 自称イタリア人が社会学を大まじめに茶化す「社外学お笑い本」です。 パオロさんは肩書きを聞かれると「戯作者(げさくしゃ)」と名乗ることにしてい…

映画「めがね」を見きてた

年に一度くらい映画を見ようと思って、前売り券を買うことがある。 ことしもちょっとマイナーな「めがね」の前売り券を買ったのはいいけれど、上映期間が残り少なくなってきた。幸い、今日は会社の変則休暇。今日こそ見るぞ! と、川崎のチネチッタに見に行…

10ドルだって大金だ

著者:ジャック・リッチー著 藤村裕美ほか訳 出版社:河出書房新社 2006年10月刊 \2,100(税込) 296P 購入する際は、こちらから 結婚して三か月、そろそろ、妻を殺す頃合いだ。 ↑ びっくりさせてすみません。本書は、妻殺しを企てる短編ではじまるミステリー…

新しいパソコン買っちゃった!

壊れたノートパソコンを修理して、はや半年。その後、ディスクが悲鳴をあげることもなく、元気に働いてくれているのだが、どうにも遅くてしかたない。 僕のノートPCはメモリ256MBの WindowsXP だ。タスクマネージャで見てみると、立ち上げた直後にもう240M…

日経新聞の裏を読め

著者:木下 晃伸 出版社:角川SSC新書 2007年10月刊 \756(税込) 174P 購入する際は、こちらから 購読している新聞と読者の社会的階層に関連がある、という仮説を耳にしたことがある。 日経新聞購読者:管理職・経営者層 朝日新聞購読者:知的意識の高いホ…

「僕」って言ってみようかな

いま『微力の力――おバカな21世紀、精神のサバイバル』という本を読んでいる。 この本のなかで、橘川幸夫さんが言った次のことばが心に残った。 『ロッキング・オン』をやっていた20代の頃は「僕」だったのだが、30代のときにある決意をして「私」に変えたこ…

メタボの罠

副題:「病人」にされる健康な人々 著者:大櫛 陽一 出版社:角川SSC新書 2007年10月刊 \756(税込) 175P 購入する際は、こちらから 体重を気にする人間が捨て置けない本を、またまた目にしてしまいました。 体重なんか気にしていない。わたしゃ、もっと太…