2005-10-01から1ヶ月間の記事一覧

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2005年8月刊 著者:青木 冨貴子 出版社:新潮社 \1,785(税込) 391P 731部隊とは、第二次世界大戦中に満州の平房に存在した日本陸軍の部隊です。 「防疫給水部」という外向けの名称を用いながら細菌化学兵器を開発していました。中国人を実験台にしていた…

胡錦涛―21世紀中国の支配者

2003年3月刊 著者:楊 中美(著), 趙 宏偉(監修), 青木 まさこ(翻訳) 出版社:日本放送出版協会 \1,680(税込) 283P テレビ東京で以前やっていた「クイズ赤恥青恥」という番組の中に、政治家にクイズを出して正解するかどうかを当てる、というコーナーがありま…

アメリカ資本主義を襲う危機

2000年9月刊 著者:日本経済新聞社編 出版社:日本経済新聞社 \1,680(税込) 277P 最近、景気動向に明るい徴候が見えるようになりましたが、バブルが崩壊してから、日本経済は長らく低迷を続けました。いったい何でこんなことになったのか。誰がこんな日本に…

こうすれば伸ばせる!人間の賞味期限

2003年10月刊 著者:木村 政雄 出版社:祥伝社 \1,365(税込) 216P 著者の木村氏はかつてバラエティ番組にタレント並みにしょっちゅう顔を出していて、吉本興業の顔という印象の強い人でした。「常務」なんだし、ゆくゆくは社長になるのかな、なんて勝手に想…

秋晴れの運動会

3週間延期されていた運動会が、やっと先週の日曜日に開催されました。 夕方のニュース番組で「運動会のお父さん奮闘記!」なんていう特集を毎年のように放送しています。朝早くから場所取りの行列ができるとか、リレーだ、次は綱引きだとクタクタになるまで…

エンロン崩壊

副題:アメリカ資本主義を襲う危機 2003年1月刊 著者:藤田 正幸 出版社:日本経済新聞社 \1,680(税込) 285P エンロンやワールドコム破綻のニュースを耳にしたとき「アメリカの大きな会社が倒産したんだな」という感想を持っただけで、特に関心はありません…

上京ものがたり

2004年12月刊 著者:西原 理恵子 出版社:小学館 \820(税込) 56P 『毎日かあさん』シリーズでは目をつりあげて殺伐とした光線を発しながら子育てに奮闘している著者ですが、この自叙伝コミックでは作風が違います。 出版社が「ハートフルコミック」と呼ぶ作…

勝っても負けても

副題:41歳からの哲学 2005年8月刊 著者:池田 晶子 出版社:新潮社 \1,260(税込) 175P 著者は、大学教授でもないのに「哲学」を生業にしている文筆家です。 専門用語を使わずに、哲学するとはどういうことかを日常の言葉で語ることに定評があるそうで、『…

サンリオピューロランドに行ってきました。

先週の日曜日(10月16日)のことです。 娘の幼稚園の運動会は、雨のため2回も延期され、この日が三度目の正直……のはずでした。前の日はいい天気だったし、夜半に少し雨がふったものの明け方には上がったし。ようし! と妻が朝6時からお弁当づくり。 娘が起…

人生に二度読む本

2005年2月刊 著者:城山 三郎・平岩 外四 出版社:講談社 \1,500(税込) 222P このブログで読書ノート(書評)を書きはじめて1年を過ぎました。主に新刊を読んだ感想を160冊以上書いてきましたが、残念ながら後でもう一度読み返したくなるような本は多く…

踊る大捜査線に学ぶ組織論入門

2005年9月刊 著者:金井 壽宏・田柳 恵美子 出版社:かんき出版 \1,575(税込) 253P テレビ・映画で大ヒットとなった『踊る大捜査線』から20個の名セリフを選び、そのセリフを題材にして組織論を展開する、という趣向です。著者は『ウルトラマン研究序説』…

正論なのに説得力のない人 ムチャクチャでも絶対に議論に勝つ人

副題:正々堂々の詭弁術 2004年10月刊 著者:小野田 博一 出版社:日本実業出版社 \1,365(税込) 198P 冒頭、著者はちょこっと「論理」の解説をしています。いわく、「論理が正しい」ということと「説得力がある」は違う、とのこと。 「彼女は魅力的だ。だか…

リッツ・カールトンが大切にするサービスを超える瞬間

2005年9月刊 著者:高野 登 出版社:かんき出版 \1,575(税込) 219P 著者が日本支社長を勤めるザ・リッツ・カールトン・ホテル・カンパニーは1983年創業でまだ歴史の浅いホテルですが、つねにトップクラスの評価を得ているそうです。同時にベスト・エンプ…

きょうの猫村さん1

2005年7月刊 著者:ほしよりこ 出版社:マガジンハウス \1,200(税込) 261P カミさんから「読んでみたい」とリクエストされたものの、私の通う図書館はコミックは購入してくれません。なんだかマンガばかり本棚に増えてしまうなぁ、とブツブツ言いながら丸の…

希望格差社会

副題:「負け組」の絶望感が日本を引き裂く 2004年11月刊 著者:山田 昌弘 出版社:筑摩書房 \1,995(税込) 254P 9月12日のブログで横田増生著『アマゾン・ドット・コムの光と影』を紹介しました。その中で、今日紹介する『希望格差社会』のキーコンセプトで…

アフォーダンスって?

皆さんは、「アフォーダンス」という言葉を聞いたことがありますか? この不思議な言葉の説明を聞いたのは、10月6日に出席したある講演会の席上です。 この言葉は、アフォード(afford)という英語(与える、提供するという意味)を元に、米心理学者のジェーム…

幻想曲

副題:孫正義とソフトバンクの過去・今・未来 2005年6月刊 著者:児玉 博 出版社:日経BP社 \1,785(税込) 354P 「幻想曲」というと、はかない恋物語を描いた小説を連想するようなタイトルですが、副題にある通り、本書はソフトバンクを率いる孫正義の生い…

図解 山田真哉の結構使える!つまみ食い「新会社法」

2005年8月刊 著者:山田 真哉 出版社:青春出版社 \924(税込) 79P 本書は、あの「さおだけ屋はなぜ潰れないのか?」著者の山田真哉氏が編集した「新会社法」の解説書です。 2006年に施行される「新会社法」の概要を短時間に知りたい、という人の心をくす…

地球にやさしい生活

皆さんは、資源リサイクルのために家庭ゴミを分別していますか? 分別の仕方は市町村によって違いがあるようですが、私の住んでいる自治体は分け方がものすごーく細かいです。 ビン、缶、ペットボトル、牛乳パック、スーパーのトレイ、 新聞、雑誌、ミックス…

わが闘争

副題:不良青年は世界を目指す 2000年6月刊 著者:角川 春樹 出版社:イースト・プレス \1,575(税込) 231P かつてカドカワ映画ブームを起こした角川春樹は、その後麻薬事件を起こし、角川書店の社長を追放され2年5ヵ月の刑務所暮らしを体験しました。 普の…