2006-01-01から1年間の記事一覧

僕は一生サラリーマンなのだろうか?

著者:高橋 朗 出版社:ナナ・コーポレート・コミュニケーション 2005年12月刊 \1,365(税込) 268P 城山三郎や高杉良が経済人を主人公にした良質の小説を書き、ビジネス小説というジャンルを確立しました。 私も何冊か読みました。 ドキドキしながら物語の進…

インタレスト early 2006 / latter 2006

著者:四国学院大学カルチュラル・マネジメント学科「インタレスト編集部」 出版社:四国学院大学 2006年4月/12月刊 \0(フリーペーパー) 各32P 本日取り上げるのは、書籍ではなく、A4版32ページの雑誌2冊です。奥書の発行所を見ると、「インタレストプ…

プロが作ったビデオより自作ビデオがいい!

10日ほど前に娘の幼稚園の発表会がありました。 発表会というのは、運動会にならぶ幼稚園のビッグイベントで、前日の夜から親たちの席取り行列ができます。 私は朝7時に並びましたが、この時間では、前の良い席は残っていません。それでも、真ん中の通路…

デメ研忘年会に参加しました。

私のメンターである橘川幸夫さんの主催する「デメ研忘年会2006年」がおととい(12月18日)に開催され、私も出席してきました。 ここ数回は居酒屋が会場でしたので、庶民派の私は居心地がよかったのですが、今回はなんと! 六本木エーライフという六本木…

メモ取り・手帳術が面白いほど身につく本

副題:知りたいことがすぐわかる 豊富な図解でポイントすっきり 著者:松山 真之助著 出版社:中経出版 2006年12月刊 \1,155(税込) 158P 私のメンター松山さんの新刊です。 松山さん5冊目の本書は、メモ・手帳を活用して仕事力をアップする方法、さらに、目…

おとぎ話の忘れ物

著者:小川洋子/文 樋上公実子/絵 出版社:ホーム社 2006年4月刊 \1,785(税込) 117P 本のさし絵は、文章にあわせて後で描かれます。 絵本の場合は絵がメインですが、やはり文章を先に書くことが多いようです。 本書は、「最初に絵を決めて、あとでその絵に…

銀行に騙された!

銀行預金をATMで下ろす場合、平日夕方6時を過ぎると手数料がかかります。 利子より高い手数料を払うのが悔しいので、昨年、「土日や夜間でも手数料を取らない」サービスを申し込みました。コンビニでも無料という特典も付いています。 ところが、9月の…

なぜ偉人たちは教科書から消えたのか

副題:[肖像画]が語る通説破りの日本史 著者:河合 敦 出版社:光文社 2006年6月刊 \1,365(税込) 274P バイオテクノロジーなどの最先端の研究ほどではありませんが、歴史の研究もけっこう盛んで、新発見があったり、新学説が議論されているようです。 歴史…

グリム童話の世界

副題:ヨーロッパ文化の深層へ 著者:高橋 義人 出版社:岩波新書 2006年10月刊 \735(税込) 214P グリム童話というのは、グリム兄弟がドイツ国内に伝わる民話を整理して19世紀はじめにまとめた童話集です。全部で200編ある物語には、シンデレラ、赤ずき…

中原の虹 第1巻

著者:浅田 次郎 出版社:講談社 2006年9月刊 \1,680(税込) 313P 中国の清王朝の末期を描いた『蒼穹の昴』の続編です。 神農・黄帝の昔から王者の証として伝えられてきた「竜玉」が、本書でも重要な役回りを持って登場します。 清王朝の絶頂期、時の皇帝乾隆…

フェルメール全点踏破の旅

著者:朽木 ゆり子 出版社:集英社新書 2006年9月刊 \1,050(税込) 250P ひとつの映画を見ることが、未知の芸術家を知るきっかけになることがあります。 『愛と哀しみのボレロ』というフランス映画を1981年に見て、すっかり「ボレロ」の踊りのファンになった…

物は言いよう

著者:斎藤美奈子 出版社:平凡社 2004年11月刊 \1,680(税込) 334P 先日、また文章読本を読みました。 林 望さんの『リンボウ先生の文章術教室』です。 自分のことを「リンボウ先生」と自称するだけあって、大作家のような口ぶりで文章術を指南しておられま…

I LOVEモーツァルト

著者:石田衣良+「熱狂の日」音楽祭 出版社:幻冬舎 2006年3月刊 \1,300(税込) 134P 今年はモーツァルト生誕250年に当たり、テレビでもいろいろな特集番組が組まれています。 もう終わってしまいましたが、ゴールデンウィークには、東京国際フォーラムの…

R25を読んでみました

健康のため、なるべく歩くようにしています。 私の通勤先は東京駅なので、最近は、朝の通勤電車を新橋駅で降りて、職場まで約25分歩いています。 私の歩く道すがら、新橋駅と有楽町駅の中間に「R25カフェ」というお店があります。若者に話題のR25を…

本質眼

副題:楽天イーグルス、黒字化への軌跡 著者:島田 亨 出版社:アメーバブックス 2006年7月刊 \1,575(税込) 265P 一昨年、日本のプロ野球界はパ・リーグの再編問題で大騒ぎになり、最終的に楽天が新規参入して東北楽天イーグルスがスタートすることになりま…

ブログ再開

先月下旬、身内に不幸があり、慌ただしい日を過ごしているうちに、読書とブログの習慣が途切れました。 1ヶ月が経過し、仕事も、家庭生活も、もう元のペースにもどってきたので、今週からブログとメルマガを再開します。 数少ない読者の皆様、よろしくお願…

武田家滅亡に学ぶ事業承継

著者:北見昌朗 出版社:幻冬舎 2006年6月刊 \1,575(税込) 270P 著者は、「戦国に学ぶ中小企業経営」という視点で経営者へのアドバイスを行っている経営コンサルタントです。 一国一城の主が下克上という競争社会で生き残っていく工夫、というのは、中小企業…

ウェブ2.0は夢か現実か?

副題:テレビ・新聞を呑み込むネットの破壊力 著者:佐々木俊尚 出版社:宝島社新書 2006年8月刊 \756(税込) 253P インターネット関連本は、いま「Web2.0」の花ざかり。本屋さんへいくと、タイトルの一部に「Web2.0」をつけた本が山のように積ま…

広告テクノロジーセミナーに参加してきました

インターネットは、どんどん社会を変えていきます。 情報を受ける側は「便利になったねえ」と喜んでいれば良いのですが、情報を発信する職業の人は安閑としていられません。広告業界でも、ネット上の広告費用が週刊誌の広告費用をもうすぐ上回る勢いだそうで…

戦争の克服

著者:阿部浩己 鵜飼哲 森巣博 出版社:集英社新書 2006年6月刊 \756(税込) 261P 戦争の悲惨さはみんな知っているのに、どうして戦争はなくならないんだろう。いったい、戦争をなくすことはできるんだろうか、という問いかけをまとめた対談集です。 問いを発…

ディズニーランドは大混雑

娘の幼稚園の運動会が日曜日(10月8日)に開催され、楽しい一日になりました。 毎年のこととはいえ、先生たち・役員さんたちに感謝です。 お疲れ様! ということで、9日の体育の日に加え、10日と11日は幼稚園がお休みです。 9日は私が映画にでかけたので、カ…

映画『UDON』

前回の紹介した『麺通団のさぬきうどんのめぐり方』の後日談です。 事前情報をたっぷり仕入れたので、いよいよ映画『UDON』を見ることにしました。 ところが、インターネットで上映館を調べたところ、ほとんどの映画館がが10月6日で終了した、とのこと。…

超麺通団3 麺通団のさぬきうどんのめぐり方

著者:田尾和俊 出版社:西日本出版社 2006年8月刊 \980(税込) 127P 讃岐うどんブームの仕掛け人となった「麺通団」を描いた映画『UDON』が公開されています。 本書は、映画のモデル「麺通団」の団長が、初心者むけに定番の讃岐うどん巡りを整理して紹介…

モバイル生活はじめました。

仕事で名古屋へ往復することが多くなり、新幹線車中の時間をもてあますようになりました。 行きはともかく、帰りはグッタリして、本が読めません。 会議の余韻のせいか、興奮して眠れないことも多く、ただボーッとしているのは辛いものです。 こういうとき、…

びんぼう自慢

著者:古今亭志ん生 出版社:立風書房 1981年2月刊 \980 264P 本書は、ISBN番号もバーコードも印刷されていない、20年以上前に出版された本です。もう絶版ですので、古本屋さんか図書館でしか読むことはできません。(2005年1月に筑摩書房から文庫が出てい…

配達あかずきん

副題:成風堂書店事件メモ 著者:大崎 梢 出版社:東京創元社 2006年5月刊 \1,575(税込) 238P ここは、どこにでもありそうな駅ビルの6階にある本屋さん。 取次店から届く本の山をさばき、レジを打ち、定期購読の本を配達してまわるかと思えば、本に添えるポ…

「人見知り」は案外うまくいく

副題:不器用な自分のままで仕事と人生がうまくいく方法 著者:吉岡 英幸 出版社:技術評論社 2006年10月刊 \1,449(税込) 213P 本書を読んで、「ツーテンジャック」というトランプゲームを思い出しました。 ご存じない方が多いと思いますので、簡単にルール…

ジンギスカンパーティー

昨夜、学生時代の友人3名(2年先輩のAさんと、同級生のBくん、Cくん)と久しぶりに飲み会を行いました。 前回おなじメンバーで飲んだのは、ちょうど3年前。不本意な異動で新しい職場に移り、ちょっとクサっていた私を励ます会でした。 卒業してから2…

我が子にアメリカ牛は食べさせたくない

「牛丼復活」という大きな広告が新聞に載っていました。 アメリカ産牛肉を使った吉野家の牛丼が1日だけ限定販売するとのこと。 いったん今年はじめに再開されたとき、危険部位の混入が見つかって、あっという間に再停止という事件がありました。 今回は、充…

人間力の磨き方

著者:鳥越 俊太郎 出版社:講談社アルファ新書 2006年6月刊 \840(税込) 204P 鳥越俊太郎は、テレビ朝日の報道ドキュメンタリー番組『ザ・スクープ』のキャスターをつとめ、最近では、市民参加型インターネット新聞「オーマイニュース」の日本版初代編集長と…