2017-01-01から1年間の記事一覧

久米宏です。

副題:ニュースステーションはザ・ベストテンだった 著者:久米 宏 出版社:世界文化クリエイティブ 2017年9月刊 \1,728(税込) 337P ご購入は、こちらから 『ニュースステーション』や『ザ・ベストテン』の司会者を務めていた久米宏アナウンサーの書いた回顧…

無念は力

副題:伝説のルポライター児玉隆也の38年 著者:坂上 遼 出版社:情報センター出版局 2003年11月刊 \1,836(税込) 415P ご購入は、こちらから 児玉隆也という伝説のルポライターの生涯を辿った評伝である。 「児玉隆也」という名前を知っている人は少ないと…

平成のビジネス書

副題:「黄金期」の教え 著者:山田 真哉 出版社:中央公論新社 2017年8月刊 \886(税込) 261P ご購入は、こちらから 副題は「『黄金期』の教え」だが、帯に「なぜ栄え、衰えたのか?」というキャッチコピーが大きく書いてある。 そう。本書は平成のビジネス書…

宝くじで1億円当たった人の末路

著者:鈴木 信行 出版社:日経BP社 2017年3月刊 \1,512(税込) 357P ご購入は、こちらから 日経ビジネスオンラインの本書特設ページに、 「あっという間に7万部突破」 と載っている。 著者が村上春樹や又吉直樹だったら驚く数字ではないが、本の売れない昨…

七帝柔道記

著者:増田 俊也 出版社:角川書店 2013年2月刊 \1,944(税込) 580P ご購入は、こちらから 著者の増田俊也氏は「このミステリーがすごい!」大賞の優秀賞受賞者で、『木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか』で世間の注目を集めた小説家、らしい。 あまりス…

文庫解説ワンダーランド

著者:斎藤 美奈子 出版社:岩波書店 2017年1月刊 \907(税込) 244P ご購入は、こちらから 著者の斎藤美奈子氏は、文芸評論家として多くの文芸評論や書評を書いている。 僕もブック・レビュアーを名乗っているので、「同業です」と言いたいところだが、活動量…

ビジネスエリートの新論語

著者:司馬 遼太郎 出版社:文藝春秋 2016年12月刊 \929(税込) 200P ご購入は、こちらから 帯に「20年ぶりの新刊!」と書いてある。 国民的作家として知られる司馬遼太郎の新刊なのだから、未発表小説が見つかったのか! と期待する人もいるかもしれないが、…

あしたを生きることば

副題:33万人が涙! いのちが震えるフルート・オカリナ・メッセージCD付 著者:さくらいりょうこ 出版社:SBクリエイティブ 2017年4月刊 \1,490(税込) 157P ご購入は、こちらから 出版社さん、編集者さん、著者さんから書籍をお送りいただく機会が増え…

ツバキ文具店

著者:小川 糸 出版社:幻冬舎 2016年4月刊 \1,512(税込) 269P ご購入は、こちらから 木曜深夜にTBSで放送している『ゴロウ・デラックス』という番組をご存じだろうか。 「業界唯一無二のブックバラエティ」というキャッチフレーズの番組で、稲垣吾郎が本…

罪の声

著者:塩田 武士 出版社:講談社 2016年8月刊 \1,782(税込) 409P ご購入は、こちらから 昭和最大の未解決事件「グリコ・森永事件」を題材にした小説である。 グリコ・森永事件というのは、もう30年以上前の事件なので、知らない人のために説明すると、江崎…

脇坂副署長の長い一日

著者:真保 裕一 出版社:集英社 2016年11月刊 \1,728(税込) 371P ご購入は、こちらから 書店の棚を巡っていて、「おいでおいで」と呼ばれているような気がして手に取った。 著者の真保裕一氏の作品は、『ローカル線で行こう!』を3年前に読んだことがあり…

ゲルダ・タローの評伝

書名:ゲルダ 副題:キャパが愛した女性写真家の生涯 著者:イルメ・シャーバー 高田ゆみ子/訳 出版社:祥伝社 2015年11月刊 \2,268(税込) 457P ご購入は、こちらから 書名:ゲルダ・タロー 副題:ロバート・キャパを創った女性 著者:ジェーン・ロゴイスカ…