2005-11-01から1ヶ月間の記事一覧

会議でヒーローになれる人、バカに見られる人

2005年12月刊 著者:吉岡 英幸 出版社:技術評論社 \1,449(税込) 221P ファシリテーター(仕切りのプロ)を本業とする著者が、会議でトクをするために心得ておくべきことを面白おかしく教えてくれる本です。 冒頭に、いかに会議が重要であるかを示して、「仕…

こちら本の探偵です

1985年11月刊 著者:赤木 かん子 出版社:径書房 \1,680(税込) 251P > 1983年のクリスマス・イブに、著者はいいことを思いつきました。それは、年賀状の代わりに雑誌を作って知人・友人に配ろう! ということです。そのほうが、「私は元気です、カンコ」…

週末に学生時代の友人を訪ねました。

週末に川崎市に住む学生時代の友人を訪ね、楽しいひと時を過ごしました。 学生寮で知り合った頃は長髪でフォークギターを弾いていた彼は、髪が短くなった今もギターやリコーダーを奏で、ベートーベンの第九合唱で舞台に立つ生活をしています。 川崎市には2…

絶対知らないものの名前

2005年9月刊 著者:北橋隆史 出版社:幻冬舎 \1,365(税込) 220P ふだん使っていても名前を知らないし気にもしていない道具がこんなにたくさんある、と気づかせてくれる本です。 右ページに「これは何でしょう」と問いかけがあり、一枚めくった左ページに答え…

新訳 経営者の条件

1995年1月刊 著者:P.F.ドラッカー【著】 上田惇生【訳】 出版社:ダイヤモンド社 \1,529(税込) 243P 「経営学の神様」としてエグゼティブの間に人気のあるピーター・ドラッカーが11月11日に95歳で亡くなった、とのニュースを目にしました。 私も“自称…

だれが中国をつくったか

副題:負け惜しみの歴史観 2005年9月刊 著者:岡田 英弘 出版社:PHP新書 \735(税込) 189P 本書の主題をひとことで言ってしまうと、「中国の歴史は中華思想に貫かれているので、都合の悪いことは記録されていない」ということです。 『史記』で有名な司馬…

仕事の思想

副題:なぜ我々は働くのか 2003年9月刊 著者:田坂 広志 出版社:PHP文庫 \560(税込) 261P 前回取りあげた『ハードワーク』では、働く目的は「収入を得ること」でした。それは低所得者層、貧困層にとっては紛れもない事実です。しかし、「衣食足りて礼節…

田坂広志さんの講演会に行ってきました。

昨日、田坂広志さんの講演会が丸ビルホールで開催され、私も聴講してきました。講演のタイトルは「なぜ、我々は『志』を抱いて生きるのか」です。 講演のタイトルは、5月9日の私のメルマガで紹介した『未来を拓く君たちへ』の副題と同じで、内容も著書と同様…

ハードワーク

副題:低賃金で働くということ 2005年7月刊 著者:ポリー・トインビー【著】 椋田 直子【訳】 出版社:東洋経済新報社 \1,890(税込) 305P 英国ガーディアン紙の女性記者が、最低賃金で働く者の生活を体験した、一種の「潜入取材」記録です。 著者は、もう四…

久米信行さんの講演会を聴講してきました。

きのう、久米さんの講演会を聴講してきました。 場所は赤坂日本財団ビル2階で、タイトルは 「『メール道』『ブログ道』の心得とは 〜心の通うeコミュニケーションのすすめ〜」 です。 前半の『メール道』は、以前も聞いたことがありますが、やはり、自分のメ…

情報を捨てる技術

副題:あふれる情報のどれをどう捨てるか 2000年10月刊 著者:諏訪 邦夫 出版社:講談社ブルーバックス \840(税込) 177P あふれるような情報をどのように選別したらよいのか、というテーマで具体的な方策を教えてくれるノウハウ本です。 同じような本は他に…

考え方のつくり方

副題:自分のアタマで考えるメソッド 2005年7月刊 著者:渡辺 パコ 出版社:大和書房 \1,470(税込) 198P 自分の人生を考える、世の中のことを考える、ということは誰でも関心のあることと思います。しかし、「哲学」となると、ちょっと近寄り難い気がして敬…

「人口減少」で日本は繁栄する

副題:22世紀へつなぐ国家の道 2005年7月刊 著者:日下 公人 出版社:祥伝社 \1,680(税込) 205P 少子化により2006年に(でしたっけ)人口が減少しはじめる、というタイミングでこういうタイトルの本が出ると、思わず手に取ってしまいます。GDPが減…

職業としての政治

1984年1月刊 著者:マックス・ウェーバー【著】 脇 圭平【訳】 出版社:岩波文庫 \483(税込) 121P 10月17日のブログで取りあげた『踊る大捜査線に学ぶ組織論入門』に、ウェーバーが官僚制をプラスに評価していることが書かれていました。私はウェーバーをま…

職場の引越しがありました。

職場の引越しがあり、今週の月曜日から新しい事務所に通っています。 初日出勤も無事終えて帰宅し何気なくテレビを見ていたら、山の手線が朝5時間も止まった、というニュースをやっていました。 架線を引っ張るオモリが落ちたのが原因とのことですが、その…

池上彰の お父さんが読んで聞かせる楽しいおはなし

2005年9月刊 著者:池上 彰 出版社:主婦の友社 \1,470(税込) 159P 仕事で忙しいお父さんも、せめて子どもには本を読んであげましょう。そのためのガイドブックとしてお役立て下さい、という趣旨で書かれた本です。 4編の童話を選び、軽い息つぎ、ふつうの…

エンジニアに告ぐ逆襲せよ!

副題:なぜ、あなたの企画は通らないのか? 2005年7月刊 著者:稲嶺 成吾 出版社:シーエムシー出版 \1,890(税込) 173P 本書は、技術者も経営的視点を持て、それが自分のやりたい仕事をする近道だ。ということを丁寧に教えてくれる本です。 エンジニアという…

CIA 失敗の研究

2005年6月刊 著者:落合 浩太郎 出版社:文春新書 \756(税込) 241P 青木冨貴子著『731』(10月31日のブログ参照)を読んで印象に残った言葉のひとつに、 「民主主義と人道主義を掲げるはずのアメリカ合衆国政府が、 実は、自国の安全保障のためには手段を…

幸せな動物園

2005年9月刊 著者:旭川市旭山動物園監修 出版社:ブルースインターアクションズ \1,380(税込) 119P しばらく暗い話題の本が続きましたので、今回は気分を変えて、とても幸せな動物園のことを書いた、とっても幸せな本を取り上げます。 幸せな動物園とは、旭…

山の手線で寝てる人がいました。

電車の中で化粧したり床に座っている人を見かけるのが珍しくなくなりましたが、先日、朝7時の山の手線で、珍しい人を見かけました。 なんと20代の青年が、床に寝そべっているのです。自分の右手を腕まくらにし、横向きに寝ています。気分が悪くなって倒れ…