2005-06-01から1ヶ月間の記事一覧

何があっても大丈夫

2005年2月刊 著者:櫻井 よしこ 出版社:新潮社 \1,575(税込) 317P 今年3月に櫻井よしこさんの講演会を聴講する機会がありました。 『今私たちができることは何か』と題した講演では、国際情勢を語った後に、「今、私たちがすべきことは、憲法改正です」と…

悪夢の果て

2003年6月刊 著者:赤川 次郎 出版社:光文社(カッパノベルス) \820(税込) 208P 著者の赤川氏は『イマジネーション』(5月19日のブログ参照)で、「最近きなくさくなった日本が戦争への道を進まないように、小説家として何かメッセージを発信していきたい」…

初対面の教科書

副題:おちまさとプロデュース 2005年5月刊 著者:「おちまさとプロデュース 初対面の教科書」をつくる会【編】 出版社:日本放送出版協会 \1,470(税込) 187P 著者のおちまさと氏はテレビ番組のプロデューサーを中心に、さまざまな分野のデザイン、企画関連…

壊れる日本人

副題:ケータイ・ネット依存症への告別 2005年3月刊 著者:柳田 邦男 出版社:新潮社 \1,470(税込) 221P 著者は航空機事故や医療事故などの原因究明を通して、技術社会の落とし穴を指摘するレポートを発表してきました。 本書では、ケータイやインターネット…

鈴木敏文の「本当のようなウソを見抜く」

副題:セブン−イレブン式脱常識の仕事術 2005年1月刊 著者:勝見 明 出版社:プレジデント社 \1,300(税込) 245P セブン−イレブンは日本初のコンビニエンスストアであり、店舗数も、来店者一人当たりの売上額(客単価)も業界トップを走り続ける優良企業です…

KAZEMACHI CAF´E

副題:松本隆対談集 2005年4月刊 著者:松本 隆 出版社:ぴあ \1,890(税込) 355P 1949年生まれ、今年56歳の松本隆は、音楽や出版メディアでいくつかのジャンルと世代をまたいだ活動をしてきた人です。 69年、「はっぴいえんど」のドラマー&作詞家と…

子どもはぜんぜん、悪くない。

2005年4月刊 著者:佐藤 弘道 出版社:講談社 \1,000(税込) 125P 「おかあさんといっしょ」という1959年から続いているNHKの幼児番組があります。その第10代目の体操のおにいさんが本書の著者です。甘いマスクで全国の子ども……というよりお母さんた…

電通の正体

2005年2月11日号『週刊金曜日』増刊 著者:『週刊金曜日』取材班 出版社:週刊金曜日 \735(税込) 96P 雑誌コード22936-2/17 週刊金曜日という雑誌をご存知でしょうか。本多勝一、筑紫哲也、椎名誠、佐高信、落合恵子、石坂啓が編集委員を務める雑誌で、ベス…

歴史・小説・人生

2005年4月刊 著者:浅田 次郎 出版社:河出書房新社 \1,680(税込) 269P 私は「鉄道員(ぽっぽや)」の映画を見たことがあるだけで、浅田次郎の本はまだ読んだことがありません。ちょっと気になる作家ですので、まず対談集を読んでみることにしました。 本書…

やりなおし教養講座

2004年12月刊 著者:村上 陽一郎 出版社:NTT出版 \1,680(税込) 283P 本書は、40年の長きにわたって東大教養学部で学生を教えてきた著者が、「教養」とは何か、教養が目指すべきものは何か、について著者の信条を述べた一種の遺言です。 著者が「教養」…

マイティ・ハート

副題:新聞記者ダニエル・パールの勇気ある生と死 2005年4月刊 著者:マリアンヌ・パール 訳:高浜 賛 出版社:潮出版社 \1,680(税込) 428P 2002年1月、9・11後の混乱が続くパキスタンで取材中だったダニエル・パール氏(当時38歳)が何者かに誘拐…

うまい!と言われる文章の技術

1994年4月刊 著者:轡田 隆史 出版社:三笠書房(知的生き方文庫) \250(税込) 249P > 著者は朝日新聞夕刊の「素粒子」というコラムを1996年まで8年間執筆し、朝日カルチャースセンターなどで文章教室の講師も担当していた、という経歴を持っています。 …

部長の大晩年

副題:永田耕衣の満開人生 1998年9月刊 著者:城山 三郎 出版社:朝日新聞社 \1,365(税込) 225P 城山三郎はかつて『官僚たちの夏』や『勇者は語らず』のような社会派小説を書き、人物評伝を書くにしても『価格破壊』の中内功や『男子の本懐』の浜口雄幸・井…

けなす技術

副題:俺様流ブログ活用法 2005年3月刊 著者:山本 一郎 出版社:ソフトバンクパブリッシング \1,575(税込) 179P ネット上には様々な仮想社会が存在し、見知らぬ人と匿名でメッセージを交わしています。本書は、昨年から爆発的に利用者の増えた「ブログ」を…

さすらい

2004年5月刊 著者:赤川 次郎 出版社:新潮社 \1,365(税込) 281P 著者の赤川氏は『イマジネーション』(5月19日のブログ参照)で、「最近きなくさくなった日本が戦争への道を進まないように、小説家として何かメッセージを発信していきたい」という意味のこ…

父生術

1998年6月刊 著者:藤原 和博 出版社:日本経済新聞社 \1,365(税込) 238P 「親と子が小さな事件を乗り越えて家族となる心温まる物語」という帯のことばに惹かれて手に取りました。 本書はサラリーマンの著者が、父親になって初めて息子と面と向き合って対話…

どくとるマンボウ青春記

1990年6月刊 著者:北 杜夫 出版社:中央公論社文庫 \550(税込) 322P 私の実家は近くの国鉄駅まで12Kmの山奥にありました。駅までバス路線も無く、とても自宅から通えないので、私は高校入学と同時に下宿で一人暮らしをはじめました。 一人暮らしにも慣れ…

大きな森のおばあちゃん

2001年12月刊 著者:天外 伺朗 出版社:明窓出版 \1,050(税込) 125P アフリカを舞台にした、ココロにジーンとくる童話です。 小象のエレナは、おかあさんやおばあちゃんと一緒に、楽しく暮らしていました。 ある年、雨がほとんどふらない日が続き、ここいら…

急きょ北海道に帰省してきました。

6月1日の夜、北海道の父から電話があり、母が交通事故に遭って入院した、とのこと。 「左のくるぶしを骨折してるから、退院まで約一ヵ月くらいかかるらしい」と言っています。 2年前に帰省したものの、去年は顔を見せていませんから、何はともあれ駆けつけ…