日経ビジネスオンラインに【超ビジネス書レビュー】というコーナーがあります。
書店で「ビジネス書」に並んでいない本を取りあげ、「日経ビジネス」らしくビジネスの視点から読み解き、仕事に役立つ知恵や技術や考え方をご紹介する週刊連載です。
今週のこのコーナーに、私の書いた書評が載りました!!
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マイブームよ、ありがとう『じゅんの恩返し』
〜努力なくして「好き」はなし
http://cmad.nikkeibp.co.jp/?4_42729_400224_145
ぜひぜひ、ご一読くださいませ!
自分でブログに書く書評はともかく、しっかり編集者が内容を吟味する書評欄に載ったのは、とても嬉しいです。
今回のお話しは、私のブログを見た編集者さんが声をかけてくれた……わけではありません(笑)。私の方から「書評を書かせてください」と売り込んだのです。
私が初めて本を出したとき、編集者さんとの共同作業がとても新鮮でした。
しかし、もともと書きためてあった書評原稿を短縮するのがメインでしたので、編集者さんが「1冊の書評は600字」と決めたあとは、70冊の選書内容も原稿の内容も、ほとんど手を入れられることはありませんでした。
その後、月刊「宝島」の書評を書くときに、はじめて本格的に原稿を直してもらいました。
わかりにくい表現を直してもらい、簡潔に言いなおす文案を提示してもらうのは、とても勉強になります。自分の原稿が読みやすくなっていくのは、「快感」といえるくらいでした。
ただ、「宝島」は3ヵ月に1度しか順番がまわってきません。
もっとプロの編集者に自分の原稿を評価したり、直したりして欲しいなぁ……。
何ヶ月か考えた結果、どこかのメディアに書評を書かせてもらうよう、売りこんでみることにしました。
週刊誌や月刊誌の書評欄は名の通った作家が担当していますので、私が目をつけたのは、フリーペーパー「R25」です。
週に1冊くらいは本を読もうゼ! というノリの「R25的ブックレビュー」は本の内容紹介がメインで、執筆者に有名人を当てているわけでもなさそう。ここに売り込んでみたらどうだろう。
とはいってもなぁ……。
前回とりあげた『プロは逆境でこそ笑う』に書いてあった通り、私も「どうせ無理」と考えて、売り込みを躊躇してしまいました。
そんなある日、愛読している日経ビジネスオンラインの書評を編集している「連結社」というクレジットが気になり、Google検索してみたところ、「R25」の書評編集者と同じ名前を見つけました。
「連結社」とは、書評ライターを活動のベースにしたフリーランスのコンテンツ編集者だったのです。
決めた!
こういう人に自分のオレの文章を見てもらおう!
勝手に盛り上がって、今度こそ売り込みを決意しました。
実際の売り込み方法は省略しますが、結果は「じゃ、一度書いてもらいましょう」でした!
プロの編集者のアドバイスを得ながら書いた原稿が、日経ビジネスオンラインに掲載されることになったのです。
文章を打ちこまないと原稿はできません。
同じように、自分の原稿を売り込まないと、発表の場は広がりません。
やっぱり、やってみるもんですね。