どんな仕事も楽しくなる3つの物語


著者:福島 正伸  出版社:きこ書房  2008年4月刊  \1,050(税込)  105P


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私が書評本を出すきっかけを与えてくれた恩人の一人である松山真之助さんから3年前に本を送っていただきました。福島正伸さんの『メンタリング・マネジメント』です。


『メンタリング・マネジメント』は、
  「他人をやる気にさせる究極のリーダーシップ」
について書かれた本で、そのためには自分を変えることが何より大切であることを示していました。
「自分を変える」なんて、簡単そうでこれほど難しいことはないのに、福島さんの本を読んでいると、不思議に「やってみよう!」という気持ちにさせてくれました。


こんな素晴らしい本の著者に会ってみたい、と思うようになった私の希望をかなえてくれたのも松山さんでした。松山さんが「校長」を務めている「ジェイカレッジ」の主催で福島さんの講演会が開かれたのです。


「夢しか実現しない」と題した講演は期待をはるかに上回るものでした。


福島さんのお仕事は「自立型人材の育成」です。
「夢」の実現をサポートする福島さんの周囲は、いつも感動のドラマにあふれています。いくつか紹介いただいた中に、エピソードの当事者が当日参加していて、壇上でインタビューに答える、という場面もありました。


この時の感動は忘れられません。
約1年後に別な講演会の開催案内を見つけたとき、すぐに申し込みました。


福島さんのお話を聞くのは2回目なのに、1回目と同じインパクトが迫ってきます。
聴講しているだけで、だんだん元気が湧いてきて、自分にも無限の可能性があるような気がしてくるのです。ようし! やるぞ、やるぞ! と、何をやるんだか決めてもいないのに、ともかく元気になってしまう。
きっと福島さんの気迫がこちらにも浸透してくるのでしょう。


気迫という「気」の世界は、直接対面することによってしか伝わらないものかもしれません。
とはいえ、生身の福島さんに直接お会いできるチャンスは限られています。
もっともっと多くの人に、福島さんの励ましが届くといいのになあ……。


そんな思いが届いたのでしょうか。


福島さんは、講演のエッセンスを一冊の本にまとめることにし、本書が誕生しました。


「はじめに」の中で、福島さんは次のような思いを語っています。

  もっともっとたくさんの人に、さらに元気になって、
  仕事を楽しむ生き方をして欲しい。


本書には、仕事が楽しくなる3つの物語と、仕事が感動に変わる5つの心構えが書かれています。さし絵を除くと100ページもありませんので、内容は敢えて紹介しません。


代わりに、帯に載っている野口嘉則さん(『鏡の法則』著者)が書かれた次のような推薦の文章を引用させてもらいます。

  福島さんから聞いて知っていたお話なのに、
  あらためて読んで涙が止まりませんでした。
  「仕事を通じて感動的な人生を実現できる!」ということを、
  この本によって多くの人が気づき、
  日本がますます元気になっていくことを確信しました。


仕事に疲れたとき、自信を失いかけたとき、読み返したくなる本。
決して速読してはいけない、一つひとつの言葉を味わいながら、ゆっくり目を通したい種類の本です。


そんな味わいを文字と音楽の紙芝居にして、この本の特設Webページが作られました。こちら に載っていますので、一度ご覧ください。


また、3月29日までにアマゾンで本書を購入した方に、福島さんの講演録音がプレゼントされるキャンペーンを実施しています。
こちらからアマゾンに申し込んだあと、「注文番号」とメールアドレスをこちらのキャンペーン受付ページ に入力すればOKです。


元気の出る福島さんの講演を聞くチャンスです。
ご活用ください。