現代版組踊「大航海レキオス」のお知らせ


ブログの夏休み中ですが、間近に迫った講演のお知らせを急きょ掲載します。


琉球舞踊、空手、エイサーなど沖縄の伝統芸能にダンス、バンドサウンド、芝居を織り交ぜた「大航海レキオス」というイベントです。今年の1月〜3月まで沖縄県内で行った8回の公演では、「前売券を売るのが難しい」という沖縄で本番一週間前に前売券を完売させたという人気です。この講演には竹中平蔵大臣、世界的演出家の宮本亜門氏も駆けつけ、出演者にエールを送りました。
8月25日(木)〜8月28日(日)まで東京講演を行いますので、沖縄の伝統芸能の数々といまを生きる若きウチナーンチュウたちのコラボレーションを堪能してはいかがでしょうか。

現代版組踊「大航海レキオス」
原作 三隈治雄「大航海」より
演出 平田大一、音楽 松永太郎
振付 仲里千賀子
監修 宮本亜門


場所…世田谷パブリックシアター
日時…8/25(木)午後7時開演
    8/26(金)午後7時開演
    8/27(土)午後1時開演、午後5時開演(1日2回公演)
    8/28(日)午後1時開演
☆開場は開演の45分前になります。

料金…前売 大人6,000円、小学生以下3,500円
☆当日券は500円増し

問い合わせ先…トリガーラボ(03−3560−1700)



「大航海レキオス」あらすじ
航太! 私はお前の父親だ! 
離れていても、
心はいつもお前のそばにある…!


15歳の少年、航太。
ある日、彼は堤防に座って海を見ていた。


ぼんやりと眺める瞳に映るのは、おだやかな海。
その波間には、幼い頃にいなくなった父の姿が現れては消え、
消えては現れ…。


すると、突然、穏やかだった海が荒れ始める。


「…危ない!逃げなくちゃ!」


そう思う間もなく、黒く大きな雲は、どんどんどんどん近づいてくる。


「もうダメだ…!」


観念し、意識を失う航太。
黒雲と荒波は航太を飲み込み、時空の彼方に連れ去ってしまった。


そう、意識を失った航太が辿り着いのはなんと数百年前、大航海時代の沖縄。
しかも、何やら変な服を着て、仲間たちには「アカインコ」なんて呼ばれている。


航太は、島を飛び出してきた若者たちと共に、サンシンの始祖「アカインコ」として
旅をすることになってしまったのである。


旅の仲間は、宮古島の薄幸の美女「マムヤ」、八重山の豪傑「オヤケアカハチ」、
そして生き別れた妹「風」を探すみなしご「陸」の3人。


東南アジアや唐を巡り人々や様々な文化との出会いを通して、航太も父の姿、
さらには「沖縄のチムグクル(志高い心)」を取り戻していく。


少年の成長を通して、忘れ去られようとしている古のウチナーンチュウ、
レキオスたちの生き様を描く冒険物語。


詳しい情報が「大航海レキオス」ブログ http://requios.ti-da.net/ と、演出の平田大一氏の「大一がゆく」ブログ http://hiratadaiichi.ti-da.net/ に載っていますので参照下さい。
8月17日の「大一がゆく」には、「朝日新聞 夕刊の5面芸能欄に遂に掲載されました」という最新情報も掲載されています。