ともに戦える「仲間」のつくり方


著者:南 壮一郎  出版社:ダイヤモンド社  2013年3月刊  \1,575(税込)  275P


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出版社さん、編集者さん、著者さんから書籍をお送りいただく機会が増えましたが、せっかくお送りいただいても、僕の読書スピードが追いつかず、レビューしきれません。
せめて、書名と内容の概略を紹介させていただきます。

本書の内容(アマゾンの内容紹介より)


■何でもかんでも、自分一人でやろうとしていないか?
――極端な「自前主義」に陥り、行き詰まっているすべての人へ。

「どうせ自分にはできないんだ――」
夢に向かって行動を起こしたいと思いながらも、心のどこかでブレーキがかかってしまう。
また、実際に動き始めたものの、あれもしなきゃ、これもしなきゃとテンパッてしまい、どうしてもうまくいかない。
こうした思いを抱えるすべての人に、
「誰かと一緒に事を起こす」、
つまり「仲間とともに夢を目指す」という選択肢を提案する本です。


■本当に大事なのは、「何をやるか」ではなく「誰とやるか」
――廃業一歩手前まで追い込まれた起業家が悟った、大切なこと


著者である南壮一郎は、楽天イーグルスの創業メンバーであり、その後、エグゼクティブ向けに特化した日本初の求職者課金型の転職サイト「ビズリーチ」を立ち上げ、現在はアジアでもサービスを開始するなど、グローバルに活躍しています。


ですがそんな著者も、起業した当初は「最後は自分でやればいいや」という「独りよがり」な考えを捨てきれず、創業後わずか半年で、「ビズリーチ」は廃業の危機を迎えてしまいます。
1000を超える人たちにビジネスモデルを否定され、
肝心のサイトは半年かかっても完成せず、
しかも中心を担うべきエンジニアにもそっぽを向かれてしまいます。


「自分には起業は向いていなかったのではないか」
「なぜ、仲間の心をつかめないのか」


……ぎりぎりまで思い悩んだ果てに、
「仲間のために」「仲間とともに」進んでいくためにすべきこと、
「誰とやるか」は、「何をやるか」よりも、はるかに大事であること、をつかみます。


■だから、事業づくりとは「仲間探し」
――仲間とともに、そして仲間のために、成長しよう


本書では、そんな著者が自らの体験を振り返り、
廃業一歩手前まで追い込まれた企業が<仲間力>で「V字回復」したストーリーから、
仲間を探し、巻き込み、ともに成長するための「7つのカギ」を読み解きます。<本書の内容より一部ご紹介>
◆「なんでも一人で」の自前主義は、可能性を狭めてしまう
◆なぜ「会う人すべてに」夢を伝える必要があるのか?
◆最高の仲間は、実は近くにいる
◆仲間と一緒に成長できる「場」をつくろう
◆「任せ合えるチーム」こそ、成長する
◆次につなげる魔法の言葉「一緒に○○しましょう」 ……etc.

著者

南 壮一郎
1976年生まれ。株式会社ビズリーチ代表取締役兼株式会社ルクサ代表取締役
1999年、タフツ大学数量経済学部・国際関係学部の両学部を卒業後、モルガン・スタンレー証券に入社。
だが幼少期よりの夢であるスポーツビジネスへの憧れを抑えきれず、2003年に独立、ツテもコネも何もない、ゼロからの挑戦を始める。
数多くの出会いと学びを得るも、ITバブル崩壊後の不況の中、まったく仕事に結びつかず、どん底を味わう。
2004年、楽天株式会社代表の三木谷浩史氏に直談判し、「楽天イーグルスの創業メンバー」の座を獲得。
チーム運営や各事業の立ち上げをサポートした後、GM補佐、ファン・エンターテイメント部長などを歴任し、初年度から球団事業においては不可能とされていた黒字化成功に貢献する