親指シフトキーボードが故障!


私のパソコンは、ふつうの WindowsXP デスクトップパソコンなのですが、ひとつ人と違っていることがあります。
それは、キーボードに親指シフトキーボードという特殊キーボードを使っていることです。


親指シフトは1つのキーで1文字打てますので、ローマ字入力のほぼ半分の打鍵数で入力できます。
また、同じカナ入力のJISキーボードと比べても、ホームポジションから手を移動させずに打鍵できる等、いいことだらけです。
(詳しくは「日本語入力コンソーシアム」の このページをご覧ください)


ちなみに、勝間和代さんも親指シフト派で、ノートパソコンを使う時も親指シフトエミュレーションソフトを使っているそうです。


ところが、5月の連休明けから、私の使っているキーボードの調子がおかしくなってきました。


まず、コンピュータを立ち上げるときに、「キーボードが繋がっていません」という意味の英語メッセージが表示され、続行するには「F1」を押さなければなりません。
立ち上がった後も、ふつうに使っていると、突然画面にマウスの右ボタンを押した時のメニュー(コンテキストメニュー)が表示されるのです。


はじめは1時間に数回だったので、ほとんど気づかなかったのですが、1分に1回くらいになると、うるさくて仕方ありません。


考えてもみてください。
パソコンに向かって文章を打ちこんでいる途中で、イタズラ好きの小人がマウスの右ボタンを押しているのです。そのたびに、「Esc」キーを押してコンテキストメニューを消さなければなりません。


ええ〜い、うっとうしい!!


もう10年以上使いつづけているので、そろそろ寿命が来たのかもしれません。


こんな時のために、8年前に買っておいたもう一つの親指シフトキーボードに取り替えました。


車にスペアタイヤを積んでおくように、特殊キーボードを使うからにはスペア品を用意しておくべきなのです。


なんて用意周到なワタクシ。(^^)/


ところが、ところが……。


取り替えて3週間は何ごともなく使えていたのですが、また、コンピュータ立ち上げの際に「キーボードが繋がっていません」が表示されるようになりました。


しかも、今度はマウスの右ボタンでは済みません。


またもイタズラ好きの小人が、突然「ううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううう」とキーボードの「う」を押し続けるのです。


もう、文章を打ちこむどころではありません。


まさかスペアタイヤにも穴が空いていたとは……。


しかたなく、3万円もする FMV-KB613 というキーボードを手に入れました。


いままで使っていた FMV-KB611 と全く同じ形で、ついでにドライバも同じものが使えました。(発売元の富士通富士通社製ソフトウェア「Japanist 2003」必須と言ってます。念のため)


ふつうにキーボードを使えるのは、ありがたいことですねぇ(しみじみ……)。


これであと10年くらいは大丈夫でしょう。