生き惑う人へ


著者:矢作直樹  出版社:河出書房新社  2015年3月刊  \1,404(税込)  206P


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出版社さん、編集者さん、著者さんから書籍をお送りいただく機会が増えましたが、せっかくお送りいただいても、僕の読書スピードが追いつかず、レビューしきれません。
せめて、書名と内容の概略を紹介させていただきます。

本書の内容(アマゾンの内容紹介より)


生命の真理を正しく理解し、自分に内在する大きな愛を信じれば、今を生きる力がわく。


ベストセラー『人は死なない』『おかげさまで生きる』の著者、渾身の書き下ろし!


感謝と思いやりの気持ちを大切にして、
よい間合いを取って笑顔で接すれば、
それが他の人の心を照らし勇気づけるのです。


混迷の時代を生きるすべての人──。


「愛の不在が個人の生きづらさだけではなく、現代の社会全体の大きなマイナスとなっているということを強く感じることがあります。そうであるなら、できるだけ多くの人に、大いなる愛の存在を感じられるようになってほしいと思います」(序章より)


【目次・項目例(一部)】


第1章 LOVE 愛とは共鳴すること
愛の目標はバランスよく距離を保つこと/ありのままの自分を愛してくれる人にこだわらない/関係が終わるとき愛ではない何かにとりつかれないために/まず自分自身が満たされることで依存から解放される/エゴは相手だけでなく自分自身を疲れさせる


第2章 LIFE この世に生まれてきた理由
親を選んで生まれてくるという摂理 愛を学び直す始まり/人生に決められたルールは、最後まで走り切るだけ/どうしてもこなせない課題は放棄してもいいのだろうか/子どもとの縁はあくまで受け身 遠くから見守る姿勢で


第3章 WELLNESS 健康とは心身への愛
生物の多様性の中で誰もが違った寿命を生きている/「あるがまま」の本質は「わかる」「感じる」ということ/悲しみに気づいて手放すことが体を癒やし、治してくれる/頑固なままでは生きることも死ぬこともつらい/


第4章 SPIRIT 考えること感じることのバランス
宇宙の摂理と同じように適切な距離を保つこと/五感を活かしましょう/報われない人生? 仕事やお金がうまく回らないとき/どれだけ優秀な人でもエゴには足をすくわれる/


第5章 SOUL 内なる神と出会う
家族の死に際して看取る愛と家族のエゴ/死にゆく人の魂の尊厳を守る/思いを断ち切ることが愛のあるお見送りになることも/すべては言霊 愛のある話し方で伝えましょう


第6章 PEACE 私たちはたがいにつながっている
S極とN極があるように世界には相対的な相性が存在する/自分と相手にウソをつかないことで愛が通じやすくなる/出家や苦行をするよりも現実世界での学びが大切/今、日本人の神性が世界に求められている

著者

矢作 直樹
東京大学大学院医学系研究科救急医学分野教授、医学部附属病院救急部・集中治療部部長、医学博士。1956年、神奈川県生まれ。1981年、金沢大学医学部卒業後、麻酔科、救急・集中治療、内科、手術部などを経験。1999年より東京大学大学院新領域創成科学研究科環境学専攻教授・工学部精密機械工学科教授、2001年より現職。