ウォーキング行事に参加してきました。


ウォーキングに自信がついてきたので、みんなで鎌倉の峰歩きをしよう! という行事に昨日参加してきました。


参加したのは、鎌倉市の「歩け鎌倉2007」という行事です。今回で第19回なので、ずいぶん前からやっていたようなのですが、いままで全く目に入りませんでした。
毎年参加している人が飽きないように、少しずつコースを変えているそうで、今年は鎌倉市山崎にある鎌倉武道館に集合し、六国見山、天園を歩きます。
距離の長いAコースと短いBコースがあり、私はAコースに参加しました。距離は16Km、昼食をはさんで約5時間のコースです。


受け付けで名前を登録すると、目印の青いバンダナを渡され、協賛団体の明治乳業からブリックパックが4つ配られました。参加者は、団塊世代より上が多い。小学生もちらほらいますが、40代の男性というのは見あたりません。
まーた場違いな場所に来ちゃったかなあ……。


鎌倉市長の挨拶、体育指導員連絡協議会のエライさんの挨拶と退屈な開会のセレモニーが続く中で、保健課の女性職員(今も保健婦って言うのかな?)の話の内容が新鮮でした。
メタボリックシンドロームを引き合いに出したあとの、
  「今の運動週間が5年後の体をつくります」
という一言が、心の中心にストーンと入っていくように感じました。


いやあ、いい話を聞いた。これだけでも満足。じゃ帰ろう……(笑)


各グループに体育指導員2人が引率し、住宅地の中をゾロゾロ歩きはじめました。
本格的な山道に差しかかる前に、大船高校でトイレ休憩。途中、運動部の部室の前を通り、高校生時代をちょっとだけ思い出します。


ハイキングコースとはいえ、木の根を踏みながら上がったり下がったりする峰歩きは、普通のウォーキングより激しい運動です。最後まで耐えられるか少し心配しましたが、思ったより体力が着いてきたようで、景色を楽しみながら歩くことができました。


お昼の休憩で、同じグループの60代のご夫婦の隣でシートを広げました。カミさんが作ってくれたお弁当を食べはじめると、「あら、若いのに偉いわね」と褒められました。みると、お二人はリュックからコンビニで買ったおにぎりを出したところでした。
ちょっと嬉しい。カミさんに感謝。


道中、同じグループの方と少しずつ言葉を交わしていたところ、引率してくれた体育指導員の方が、以前私が勤務していたのと同じ工場敷地にお勤めということが分かりました。
「じゃ、すれ違ったこともあるかもしれないですねー」と意気投合。
体育指導員というのは一種のボランティアで、私のように一参加者からすると、本当に頭が下がります。他の体育指導員は割と高齢なのに、その方は40代はじめ。サッカーの地域クラブチームの指導をしていて体育指導員にスカウトされたとのことでした。
お嬢さんが中三とお聞きしたので、6歳の娘を持つ私は根掘り葉掘り子育てについて質問させていただきました。


後半は足が疲れるはずなのに、話に夢中になると距離を感じなくなるから不思議です。あー、もっとお話したいなあ、と思っているうちにゴールの鎌倉体育館に着きました。


いい言葉を聞き、いい運動をし、いい人とお話ができて。
本当に、いい一日でした。