書名:PMP教科書 直前対策 Project Management Professional
2004年8月刊 出版社:翔泳社 \3,444(税込) 383P
著者:デイヴィッド・A.フランシス【著】 PMI東京(日本)支部【監訳】
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もう半年も机の上に積んでおいた本です。以前コンピュータのSEをしていましたので、いつかPMPという資格を取ってみようと思い、参考書だけは手に入れておいたのです。
ところが、この試験の合格ラインが10月から上がる、というニュースを8月に入ってから耳にしました。いままでは正解率68.5%でよかったのが84%になり、試験の元になるPMBOKという基準も2004年度版になって難しくなる、とのこと。
これが最後のチャンス! と言われると、ついつい手を出してしまうもの。私も駆け込み受験をする決意を固め、やっとこの本を手に取って勉強を始めました。
いやぁ、自分が経験した分野であっても、それを体系化した標準というのは、やっぱり難しいですね。400ページ近い本書でも、これが小説なら一週間はかかりません。しかし、プロジェクトマネジメントの概念を一つひとつ確認しながら、線を引きながら読むのは時間がかかります。やっと2週間かかって一通り読み終わり、巻末の模擬試験にトライしたところ、模試1は62%、模試2は58%の正答率でした。
いかん! これでは落ちてしまう。555ドルの受験料がパーになってしまうではないか。トホホ……。
気を取り直して、勉強を続けることにしましょう。
そもそも、この本は「教科書」と名前が付いているものの、実は参考書です。本当の教科書『プロジェクト・マネジメントの基礎知識体系ガイド』
をまず勉強しなくっちゃ。
無事合格して、自慢できるようになりたいな。