「ください」は魔法のことば

なにかというと「ちょうだい、ちょうだい」という3歳の娘に、「お願いするときは、『ください』って言うんだよ」と教えた。


「おやつ、ちょうだい」は「おやつ、ください」
「ボール取って」は「ボール取ってください」


ずいぶん丁寧なことばに聞こえる。


感心したのは、夜、寝るときのこと。


「ママ〜、おいでー」「おいでー」と繰りかえしたあと、
「おいでくださ〜い」


なんだか高貴な家柄になった気分。
これからは「おはようパパ」ではなく「ごきげんよう、おとうさま」と教えようか。