松山淳さんの『「上司」という仕事のつとめ方』出版記念講演会に参加しました。


昨夜、松山淳さんの『「上司」という仕事のつとめ方』出版記念講演会に参加してきました。

会場は……


JR新橋駅から歩いて5分。日本テレビの奥にある「汐留 ホテル・ヴィラフォンテーヌ」で行われました。
新橋駅というと、酔っぱらいサラリーマンのインタビュースポットとして有名(笑)ですが、汐留側は新しいビルが立ち並び、オシャレな雰囲気を漂わせています。
フロント奥の会議室は、清潔感がただよっていました。

松山淳さんにお会いするのは、はじめて!


昨年11月の読書ノートで取りあげた『「上司」という仕事のつとめ方』は、「完璧なリーダーシップなんてありません!」と、リーダーのストレスを解放してくれる本でした。
私が昨年読んだ本の中でベスト1とお勧めできる本ですので、著者にお会いするのを楽しみにしていたのです。


松山さんは、精悍な面立ちの30代なかばの青年でした。細身で身長は軽く180センチを越えているようにお見受けしましたが、身長は高くても腰が低い。参加者のみなさんの祝福を受けては、「いえいえ、みなさんのおかげです」と受け答えしていました。

松山さんのお話は


はじめに、今回の本を出すまでの経過をお話しされ、続いて、本の内容に通じる次のような項目を講演されました。

  • 「完璧な上司」になんてならなくていい
  • 人の「こころ」はつながっている
  • 言葉の力〜リーディング〜
  • 聴く力
  • 「逆境」の中でこそ……。


50代の私から見るとまだお若いのに、リーダーのつらさ、人間性の機微をよくわきまえていることが伝わってくるお話しでした。職場の人間関係で悩んだとき、こういう人に相談に乗ってもらえたら、どんなに救いになるだろう。――本を読んだ印象が間違っていなかったことを確信させてくれるお話でした。


なお、3番目の「リーディング」では、松山さんのメルマガ「リーダーへ贈る108通の手紙」の一部をナレーターの方が朗読してくれました。大きな新聞社の社員という安定した職場を捨て、故郷の群馬県フリーランスのナレーターとして活動しておられる藤塚眞千(ふじづかまち)さんが、はるばるお越しくださったのです。


女優の加賀まりこさんをもう少し低音にしたような落ち着いた声。情感を込めて読んでいただいた励ましは、心にジワーッと沁みてきました。


松山さん、藤塚さん、ありがとうございました。

終了後の夜話会(懇親会)では……


終了後、あらかじめ申し込んでおいた人がとなりのビルの居酒屋に場所を移して懇親会です。


あまり場所を移動せず、たまたま近くの席に座った数人とだけ懇談させていただきました。


パソコン関連のメルマガ(こちら)を発行してIT起業を目指している方や、難病をきっかけに勤め人を辞め、起業して成功を収めておられる方など、ふだんの生活では出会えない方とお話しできました。


あとで効いてきそうな、不思議な一夜になりました。