馬鹿鍋を食べてきました


昨夜、学生時代の友人3名(先輩のAさんと、同級生のBくん、Cくん)と、去年に続いて飲み会を行いました。
ただの飲み会ではありません。「浅沼くん、出版おめでとう」を口実とした飲み会! です。


やたらと横浜に詳しいA先輩が野毛にある「馬」と「鹿」を食べさせてくれるお店に予約を入れてくれました。
注文したビールがくる前に、まず3人に『泣いて笑ってホッとして…』を謹呈します。
「サイン付ってBOOKoffで売れるのかな?」「こらぁ! 売ることを考えるんじゃな〜い!!」とやり取りしながら、目の前でサインしましたよ。


Bくんは、以前コンピュータ関係の本を出版したことがあり、税金対策を指南してくれました。何でも、出版印税には確定申告時に2割の税金を払わねばなりません。ただし、作家としての諸経費が認められるので、本だとか、パソコンだとか、本を書くことに関係しそうな領収書をせっせと集めておくと良いそうです。
「パソコン修理したとき、ディスク買ったけど、あれもOKかな?」
「もちろんOK」
「ipodも取材用録音機器として認められるかな?」
「たぶん大丈夫」


そうかあ〜。いいこと聞いたぞー。


スペースシャトルで使っているコンピュータは、私たちが学生時代に使っていた8ビットマイコンと同じレベルだとか、アポロ13号のコンピュータを再起動させるために、機械言語を数値化したプログラムを口移しで伝達したとか。みんな情報工学科出身ですので、話題は技術寄りに傾いていきます。


ちなみにCくんは、子どもの頃からの筋金入りの軍事マニアですので、カラシニコフはこんなに優れている、という話をしてくれました。


本の話をしているときに、Aさんが『戦艦大和誕生』を紹介してくれました。戦艦という巨大な建造物を造る際に、驚くほど効率よく低コストでの製作を実現した技術者の話とのことでした。やっぱり技術者は、こういう話を聞くとワクワクしてしまいます。
さっそく帰ってから図書館に申し込みました。


私の書評を必ず読んでくれているBくんは、松岡正剛氏の編集学校で師範を務めています。お師匠さんの「松岡正剛千夜千冊(8冊セット)」松岡正剛千夜千冊(8冊セット)は10万円ちかくする大著ですが、彼が迷わず購入したのは言うまでもありません。一番ページ数の多い巻は広辞苑よりも分厚いそうで、たぶん日本で一番厚い本だと思う、とのことでした。
しかも、全ての内容が「松岡正剛千夜千冊」というサイトで読めます。
峨々たる智の大山脈というところですが、試しに登攀してみましょう。いつか……。


楽しいひとときは、あっという間に過ぎ去るものです。
気がついたら、11時を回ってました。
こんなにリラックスできるのは、このメンバー構成だからかなあ。


来年も、何かきっかけを作ろうっと。