思いつきで東神奈川から新子安まで歩いたので、調子に乗って続けてみることにします。
今朝は新子安から鶴見までと決めて、先に地図を調べておきました。海側に第一京浜が走っていますが、幹線道路は騒音が大きくてipodを聞きながら歩くのに不便なので、山側を歩くことにします。
新子安駅を出て少しいくと、中学・高校・大学が固まっている一角があり、浅野学園と看板が出ています。広い運動場やキャンパスに囲まれていた私の学生生活からすると、ずいぶん狭く感じます。「体育なんてどうするんだろ」と余計な心配をしながら右を見ると、線路の向こうに大きな工場がありました。キリンビールの横浜工場です。
キリンビール横浜工場は、3年前に見学申し込みをしたことがあります。予定日の直前に強烈な腰痛が発生して見学をキャンセルしましたが、その後も1年くらい痛みを抱える日々が続きました。こうやって長時間ウォーキングできるようになったのが夢のようですねえ。
それにしても、この区間は駅と駅の間が長い。並行する京急には2つも駅があるので、近くの人はきっと、まず京急に乗るのでしょう。通勤客の流れと一緒に歩いていくと、京急生麦駅を過ぎて、通勤客の流れに逆らって歩くようになりました。次の花月園前駅も同じです。
けっこう歩いたなあ、と思っていると右から京浜東北線に合流してくる線路が見えはじめました。JR鶴見線です。
景色が「駅前」という雰囲気に変わり、やっと鶴見駅に着きました。万歩計を見ると、50分「しっかり歩行」したことになっていました。
鶴見の次の川崎駅で東海道線に乗換えました。満員電車の右側のドアに押し付けられて外の景色を見ていたら、多摩川の河川敷で、ネクタイ姿の男性5〜6人が大きな垂れ幕を広げて電車に手をふっているのが見えました。「甘太郎へようこそ」と書いてあったように思います。
夜遅くまで営業している居酒屋チェーンが毎朝こんな宣伝をしているんでしょうか。手を振りながら、満面の笑顔をしているのが印象的でした。職場帰りに飲みに行く人が、あの笑顔を思い出して来店してくれるといいですね。