ipodに録音する新コンテンツ


念願のipodを手に入れたことを先日のブログに書きました。


新しい電気製品は1ヵ月もすれば慣れたり飽きたりするものですが、ipodは2ヵ月使っても、まだ飽きません。
というのも、iPod に入れて聞く、新しいコンテンツを見つけたからです。


家にあるCD約200枚を iTunes に入れ終わったころ、梅田望夫さんのブログを読んでいて、
  司馬遼太郎の講演を iPod に入れてサンフランシスコから東京へ向かう
  飛行機の中で聞いた
という日記を見つけました。(梅田さんのブログ My Life Between Silicon Valley and Japan の1月19日参照)


「どれも素晴らしく面白かった」とのことです。


そうかー、iPod で講演録を聞くというのもいいなー。
さっそく、梅田さんが聞いたという司馬遼太郎の講演録を、いつもの通り図書館で探してみました。


ありました、ありました。ただし、カセットテープ(涙)。


CDなら簡単に iPod に入れられるのですが、カセットテープだと、まずパソコンに録音しなければなりません。


さあ、どうしよう。
梅田さんが買ったCD(1枚2,100円)を私も買うか、
それとも図書館で借りて、自分で録音してから iPod に入れるか。


図書館派の私は(笑)、今回も「借りる」を選びました。


google で録音方法を教えてくれるWebページを探したところ、「携帯音楽プレーヤーを楽しむ MP3便利活用法」という解説を見つけました。
ここに載っているソフトをいろいろ試してみた結果、最終的に「MP3活用法」という章に載っている「SoundEngine Free」に落ち着きました。まず WAVE形式で録音し、区切り目ごとに分けて、最後にMP3に変換する、という一連の作業が、このソフトひとつで実現できます。
しかも、このフリーソフトの新しいバージョンが、2月27日に発表されました。興味のある方は2月28日の窓の杜ニュースをご覧ください。


ソフトのダウンロードと試使用にちょっと時間がかかりましたが、
  「司馬遼太郎が語る2 歴史小説家の視点」
  「司馬遼太郎が語る4 文章日本語の成立」
  「司馬遼太郎が語る5 日本人と合理主義」
の3本のテープを録音完了。ついでに、
  「「深夜特急」に乗って/沢木耕太郎講演」
iPod に入れ終わりました。
ポッドキャスティングを聞く合間に、少しずつ聞いてます。


そういえば、最近、カセットテープなんて手にしなくなりました。
毎日が音楽漬けだった学生時代に聞いていた曲も、もう何年も、いや何十年も聞いていません。
これを機会に、懐かしいカセットテープを iPod に入れてみようかな、と思い立ちました。


「ココロにしみるアーカイブ作成プロジェクト」のスタートです。


いままでに、小椋佳の『彷徨』、『夢追い人』、NHKホールの最初のライブ録音、冨田勲の『月の光』、『展覧会の絵』、『惑星』が終了。『宇宙幻想』の半分(テープA面の録音)が終わったところ。
私のパソコンは遅いのですが、それでもCDを読み込むのは約2倍速。カセットテープを録音するときは、もちろん1倍速なので、録音が終わるまで思わず聞き入りながら待ってます。なんだかレコードからテープに録音していた頃に戻ったようで懐かしいなあ。


まだまだ、学生時代に録音したテープが山ほどあります。
プロジェクトは、まだ始まったばかり。