2005年9月刊 著者:北橋隆史 出版社:幻冬舎 \1,365(税込) 220P
ふだん使っていても名前を知らないし気にもしていない道具がこんなにたくさんある、と気づかせてくれる本です。
右ページに「これは何でしょう」と問いかけがあり、一枚めくった左ページに答えが載っているというシンプルな構成。「へぇ〜」「ほぉ〜」の連続で楽しく読めます。頭のリフレッシュにお試しあれ。
あまりネタばらしにならないように、私が感心した物の名前を少しだけ挙げさせてもらいます。
○ カップラーメンを包んでいるビニールのようなものはなぁに? ⇒ 答え:シュリンクパック
○ 工事現場や駐車規制するときに用いるプラスチックの円錐は? ⇒ 答え:カラーコーン。(えっ、「パイロン」じゃないの?)
○ 毎年10月になると見かけるハロウィンのシンボル。カボチャに人の顔をくり抜いたものは? ⇒ 答え:ジャック・オ・ランタン(フランス語で「ちょうちんのジャック」という意味だとか)
○ トランプの絵札にはすべてにヨーロッパでは知らぬ者のない人物のモデルがいた。では、4人のキングのモデルは? ⇒ 答え:ハート……カール大帝、クラブ……アレクサンダー大王、ダイヤ……シーザー、スペード……ダビデ王
同じ著者が『知ってるようで知らないものの名前』という本を出しており、本書はその続編のようです。ハマッた方はこちらもどうぞ。