2006-01-01から1ヶ月間の記事一覧

反社会学の不埒な研究報告

2005年11月刊 著者:パオロ・マッツァリーノ 出版社:二見書房 \1,500(税込) 317P 怪しい自称イタリア人が書いた社会学をネタにしたお笑い講座の第2弾。(前作は2004年11月15日のブログ参照) 今回も笑わせてくれますよー。 ちょっと前の衆議院選挙で学歴詐…

不登校という生き方

副題:教育の多様化と子どもの権利 2005年8月刊 著者:奥地 圭子 出版社:日本放送出版協会 \966(税込) 238P 私の娘は、昨年の春に幼稚園の年少クラスに入園しました。 それまで、親といっしょに行動する生活しか経験していません。近所に同年代の子どもが全…

図書館ではベストセラーが読めないなぁ

図書館にはいいことがたくさんありますが、人気のある本になるほど自分の順番が回ってこないのが玉にキズです。 私の通っている図書館の人気トップ5は、次のようになっています。1位 リリー・フランキー『東京タワー オカンとボクと、時々、オトン』 282人…

駅伝がマラソンをダメにした

2005年12月刊 著者:生島 淳 出版社:光文社新書 \735(税込) 199P えっ! 駅伝のおかげでマラソンがダメになった? うちのカミさんはもう10年来の駅伝ファンですので、私がこんなタイトルの本を読んでいることが分ったら大変なことになります。とはいえ、…

コミュニケーション集中治療室

副題:共感でココロをつなぐ魔法の処方箋 2005年12月刊 著者:須子 はるか・松村 香織 出版社:東洋経済新報社 \1,470(税込) 197P 著者のお二人は、2004年12月から月1回、「コミュニケーション集中治療室」セミナーを開催しています。 集中治療室の名前に因…

ホリエモンショック

この一週間のホリエモン事件には、私もショックを受けました。 時代の寵児だったホリエモンが家宅捜索を受け、一週間後に逮捕。 マスコミの扱いは「堀江氏」から「堀江容疑者」に変わり、もはや極悪人扱いです。 確かに、リークされる操作情報、もとい、捜査…

驕れる白人と闘うための日本近代史

2005年8月刊 著者:松原 久子【ドイツ語原著】・田中 敏【訳】 出版社:文芸春秋 \1,600(税込) 237P 過激な題名です。 一見すると、南京大虐殺は存在しなかったとか、日本人に自虐史観を教えるな、などと声高に叫んでいる人が書いた本だと思うかもしれません…

松山さんの出版記念交流会に出席しました

昨夜、松山真之助さんの『仕事と人生に効く100冊の本』出版記念交流会が開かれ、勇んで参加してきました。 会場は、東京駅丸の内南口から歩いて1分。 丸ビルの7階から、おしゃれな螺旋階段を上がっていくと、高級感のあるセミナールームが幾つも並んで…

旅の途中

副題:巡り合った人々1959−2005 2005年11月刊 著者:筑紫 哲也 出版社:朝日新聞社 \1,890(税込) 425P そろそろ回想録を書いてはいかがですか、と提案されて、著者は考えました。 ジャーナリストとして歩んできた自分は、何かを成し遂げてきたわけで…

グリーン車に乗ってワシも考えた

子育てのため、めったにコンサートに行けないカミさんが待ちに待った、今日は横浜の「みなとみらいホール」に出かける日。 4歳の娘はまだ一人でお留守番ができません。私が子守り役です。会社はお休みできませんので、自宅と職場の中間にある横浜駅で待ち合…

私の書評がレビュー本に収録されました。

書評や映画評論を自由に投稿する参加型レビューサイト「review-japan」http://www.review-japan.com/ というサイトがあります。 サイト開設から5年間の集大成が本にまとまり、『RJ年鑑2005』として出版されました。 2005年に開催した、 「第1回オン…

そんなに読んで、どうするの?

副題:縦横無尽のブックガイド 2005年12月刊 著者:豊粼 由美 出版社:アスペクト \1,680(税込) 557P 何か面白い本はないかなー、といつも新聞の書評を読んだり書評メルマガを見たりやしています。また、書評本というのは、いろんな本を紹介してくれると同時…

ぶたのたね

1990年4月刊 著者:佐々木 マキ 出版社:絵本館 \1,260(税込) 27P ISBN:4871101126 いつも大人の本ばかり紹介していますが、今日は3〜4歳向けの絵本を取り上げます。 足の遅いおおかみが主人公です。 どれくらい足が遅いかというと、ぶたよりも遅い。 だか…

野村ノート

2005年10月刊 著者:野村 克也 出版社:小学館 \1,575(税込) 218P 巨人ファンの皆さんには申し訳ありませんが、私は10年来の野村野球ファンです。 もともと、あまり野球に興味を持っていませんでしたが、先にカミさんがヤクルトファンになり、ちょくちょく…

蒼穹の昴〈4〉

2004年10月刊 著者:浅田 次郎 出版社:講談社文庫 \620(税込) 388P 清朝末期時代を描いた歴史小説の最終巻。 いったんは引退を決意した西太后も、自分を殺そうとする暗殺者が自爆するのを目の前にして心が変わります。第11代光緒帝がかまわずに親政を開始…

会社から「はてなダイアリ」が見られない!

会社のパソコンからいつものように「読書ノート」を書こうとしたら、「You don't have permission to access /pyon3/ on this server.」というメッセージが表示され、自分のブログを表示することができません。もちろん、書き込むことも。 どうも、会社のプ…